最終埋立処分場
特長
- 2重の遮水シートの間に検知電極を介在させ、上下シートを挟んでアース電極を設置し、比抵抗法によって損傷箇所を特定します。
- 2重シート間に隔壁を設け、全体をいくつかのブロックに分割させることにより検知精度を向上させるとともに、損傷が生じた場合でも他のブロックにまで漏水が及ぶことはなく、また、引き裂き等が拡大するのを防ぎます。
- 検知電極、及びアース電極のいずれもステンレスを用い、耐久性に優れたシステムです。
遮水設備
遮水設備は、汚水の場外への流出を防止するための重要な設備です。
遮水シート2層、保護マット3層の5層構造になっています。
浸出水集排水管
浸出水集排水管は場内の汚水をすみやかに集水し、浸出水調整槽へ導くことと、集水管を通じて埋立層内へ空気を供給し、廃棄物の早期安定を図るための設備です。
遮水シート構造
埋立地の断面
遮水シート損傷検知システム
「SSS工法」は、漏出水による電気抵抗値の変化により遮水シートの損傷箇所を高精度で検知するシステムです。
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システム概要
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電極の断面配置